詐欺被害の実態:20代女性に集中
司法書士法人ライトストーン法務事務所が2025年4月から2026年3月までの1年間に受任した詐欺返金交渉データを集計・分析したところ、驚くべき実態が判明しました。
相談者の性別分布

相談者の約3分の2にあたる63.2%が女性であることが明らかになりました。この数字を見て、皆さんはどう思われますか?私自身も、まさかこれほど女性の割合が高いとは想像していませんでした。
相談者の年齢分布

さらに、年齢別に見ると、20代が全体の62.2%と圧倒的多数を占めています。30代(13.9%)と合わせると、20代〜30代だけで全体の76.1%にも達するとのこと。インターネットやSNS、マッチングアプリを日常的に利用するデジタルネイティブ世代が、詐欺被害の主要なターゲット層になっている実態が浮き彫りになっています。もしかしたら、皆さんの周りにも、同じような経験をした方がいらっしゃるかもしれませんね。
性別×年齢クロス集計:20代女性が最多

そして、性別と年齢を組み合わせたクロス集計では、20代女性が全体の42.3%を占め、最も被害に遭いやすい層であることが明確になっています。一方、男性は50代や70代以上の比率が女性より高く、詐欺の種類によってターゲット層が異なることが分かります。このデータから見えてくるのは、現代社会におけるSNSやオンラインでのコミュニケーションが、私たちにもたらす光と影の両面ではないでしょうか。
詐欺の種別内訳

詐欺の種類としては、副業詐欺が40.8%で最も多く、次いでマッチングアプリ経由の競馬予想詐欺が38.2%を占めています。SNSやマッチングアプリ、私も使っていますが、まさかこんな落とし穴があるとは…皆さんも心当たりはありませんか?
なぜ若年女性が狙われるのか?
司法書士法人ライトストーン法務事務所の代表司法書士である石田智嗣氏は、この背景には大きく3つの要因があると考えているそうです。
1. SNSの普及
InstagramやTikTok、X(旧Twitter)などのSNSは、若年層の女性にとって日常の一部ですよね。詐欺業者はこの特性を熟知しており、SNS広告やDMを通じて副業や情報商材の勧誘を急増させているとのことです。
2. マッチングアプリの利用拡大
出会いがオンライン化するにつれて、マッチングアプリを経由した詐欺被害も増加傾向にあるそうです。マッチングアプリで知り合った相手から競馬予想サービスへ誘導されるケースなど、手口は巧妙化しています。
3. 物価高・将来不安の高まり
「お金を増やしたい」「将来を変えたい」という切実な気持ちにつけ込み、「人生を変えてみませんか」と甘い言葉で近づいてくる手口が典型的だと言います。高額な商材やスクールの購入を迫られ、断ると消費者金融やクレジットカードでの支払いを勧められるケースも少なくありません。現代社会の課題が、詐欺被害に繋がっているのかもしれませんね。この状況、どうすれば変えられるでしょうか?
詐欺の最新事例と対策
事例1:AI副業詐欺
2025年後半から急増しているのが、このAI副業詐欺です。SNSに「AIで完全自動副業、月10万円以上確実」といった広告が表示され、LINEに登録すると「専用AIツール」の購入を求められます。数十万円から100万円以上を支払ったにもかかわらず、利益が出ないという相談が多数寄せられているそうです。
事例2:マッチングアプリ×競馬予想詐欺
マッチングアプリで知り合った男性から「いいお金儲けの方法がある」と誘われ、高額な競馬予想ソフトの購入を勧められる手口です。お金がないと断っても消費者金融からの借入を勧められ、90万円程度を支払ってしまうケースも。クーリングオフの期限を過ぎる頃には連絡が取りにくくなり、結局儲かることはない、という悲しい結果になってしまうようです。
早期相談の重要性

石田司法書士は、「残念ながら、簡単に稼げる方法は存在しません。少しでもおかしいなと感じたら、まず専門家にご相談ください」とコメントしています。
詐欺被害は、早期に相談することが返金交渉の成否を大きく左右します。「怪しいかもしれない」「騙されたかもしれない」と感じた段階で、一人で抱え込まず、信頼できる専門家へ相談することが本当に大切です。これは私たち自身の資産を守るだけでなく、心の健康を守るためにも非常に重要なことだと私は考えています。
相談先について
もし不安なことや困ったことがあれば、司法書士法人ライトストーン法務事務所の公式サイトで詳細をご確認いただけます。また、詐欺に関する相談窓口も設けられています。
皆さんの大切な資産と未来を守るために、ぜひこの情報を役立てていただけたら嬉しいです。私も、皆さんと一緒に、より安全で豊かな生活を送れるよう、これからも役立つ情報をお届けしていきますね。
それでは、また次回!KENSAKUでした。




