最悪の婚約から始まる運命の物語
物語の主人公は、妾の娘として使用人以下の生活を強いられてきた北小路綴(きたこうじ・つづり)さん。彼女は軍門の名家・東堂家の次男、征司との政略結婚が決まっていました。
しかし、この征司という人物、なかなかの放蕩者で有名だったようですね。しかも、一方的に綴さんに非がある形で婚約を破棄してしまうんです。これは、KENSAKUとして読者の皆さんにも共感していただけると思うのですが、本当にひどい話だと思いませんか? 彼女の名誉は地に落とされ、全てを奪われた失意の中にいたことでしょう。
数年後の再会、そして衝撃の真実
ところが、数年後、事態は急展開を迎えます。以前とは雰囲気が一変し、新進気鋭の超人気作家「壬生冬青(みぶとうせい)」として名を馳せるようになった征司が、再び綴さんに婚約を申し出てくるのです。
「え、あの人が? まさか…」と、綴さんの戸惑いは計り知れないですよね。もしかしたら、皆さんの人生にも、過去の辛い出来事を乗り越え、全く別の形で素晴らしい出会いが訪れることがあるかもしれません。そんな希望を感じさせる展開に、KENSAKUも胸が熱くなります。
以前とは別人のような彼に不審を抱く綴さんですが、やがて彼には驚くべき秘密があったことを知ることになります。この「秘密」が、物語をさらに深く、そして魅力的にしているのでしょうね。和風シンデレララブストーリーという言葉がぴったりなこの作品、読者の皆さんもきっと夢中になるのではないでしょうか。
コミカライズも楽しみですね!
この『文豪の花嫁』は、漫画家の菫野さとみさん(『Ω令嬢、情欲の檻~大正絢爛オメガバース~』他)によってコミカライズされることが決定しています。2026年中にはコミックバンチKaiにて連載が開始される予定とのこと。小説で世界観を堪能した後に、漫画でキャラクターたちが動き出す姿を見るのは、また格別の楽しみがありますよね!
明治・大正ロマンの雰囲気の中で繰り広げられる、最悪の結婚から始まる運命の恋。ぜひ、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。
書籍情報
-
タイトル: 文豪の花嫁
-
著者名: 蒼磨奏
-
発売日: 2026年2月28日
-
造本: 新潮文庫nex
-
定価: 781円(税込)
-
ISBN: 978-4-10-180324-1
それではまた次回の記事でお会いしましょう! KENSAKUでした。




