「結婚願望あり」は5年で2割減少。その背景にあるものは?
『女の転職type』が働く女性248名を対象に実施したアンケートによると、「いつかは結婚したい」「近いうちに結婚したい」と回答した人は、合わせて50.0%でした。これは2021年の調査(72.4%)と比較すると、実に2割もの減少です。

この数字、皆さんはどう感じますか?私KENSAKUも、正直驚きました。結婚が人生のゴールではない、という意識がより強まっているのかもしれませんね。
では、なぜ結婚に興味がないと感じる女性が増えているのでしょうか。その理由として最も多かったのは「自分のペースを乱されたくない」(62.2%)、次いで「自由がなくなるから」(51.4%)でした。

自分の時間や精神的なゆとりを大切にしたいという気持ち、とてもよく分かりますよね。結婚という形にとらわれず、自分らしい生き方を追求したいという現代女性の強い意志がうかがえます。
結婚相手に求める最低年収は「500万円~600万円」が最多
一方で、結婚を希望する女性が相手に求める最低年収については、「500万円~600万円未満」が25.5%で最も多く、次いで「400万円~500万円未満」と「600万円~800万円未満」が同率25.0%となりました。

2021年の調査でも同様の傾向が見られましたが、「300万円~400万円未満」と回答した人が、2021年の17.8%から2026年には10.2%へと減少しています。経済的な安定を求める傾向が、より顕著になっているのかもしれませんね。皆さんはどうお考えでしょうか?
結婚後も「働き続けたい」と願う女性が9割以上
しかし、興味深いのは、結婚相手に求める最低年収があったとしても、自分自身は仕事を辞めたいかという問いに対し、94.2%もの女性が「働き続けたい」「また働きたい」と回答している点です。

「仕事のペースは落とさず、働き続けたい」が45.8%、「仕事のペースを落として、働き続けたい」が40.4%という結果は、現代女性にとって仕事が単なる生活の糧ではなく、自己実現や社会との繋がりを保つ大切な要素であることを示しているように感じます。
選択的夫婦別姓制度への意識
「選択的夫婦別姓制度」についても尋ねられています。この制度は、結婚時に夫婦同姓か別姓かを選択できる制度のことです。

「制度に賛成だが、自分は夫婦同姓がいい」が33.5%、「制度に賛成で、夫婦別姓がいい」が18.5%と、合わせて52.0%の人が制度に賛成しています。一方で、「制度には反対」と回答した人は1割未満でした。
賛成理由としては、「名義変更に手間がかかる」(68.2%)、「個人の自由を尊重したい」(56.6%)が上位を占めています。

反対理由では、「旧姓を通称として使えば問題ない」(60.9%)、「日本の伝統や文化を大事にしたい」(52.2%)といった意見が見られました。

もし制度が導入されたとしても、結婚への意欲は「変わらない」と回答した人が86.4%と圧倒的多数でした。

選択的夫婦別姓制度は、結婚のハードルを大きく左右する要因ではないのかもしれませんね。結婚を躊躇する本質的な理由は、単に姓が変わる負担の有無以上に、「自由の制限」や「家事育児の不均衡」といった構造的な不安にある、と考えることもできるのではないでしょうか。
KENSAKUが考える、これからのパートナーシップ
今回の調査結果から見えてくるのは、現代の女性たちがより「自立」を志向し、自身のライフスタイルやキャリアを大切にしている姿です。結婚はもはや「義務」ではなく、「数ある選択肢の一つ」として捉えられているのでしょう。
経済的な安定をパートナーに求める一方で、自分自身も働き続けたいという思いは、不確実性の高い現代において、自己の自由と選択肢を守るためのリスクヘッジと捉えられているのかもしれません。
大切なのは、結婚という形にとらわれず、お互いを尊重し、フラットに対話できるパートナーシップを築くことではないでしょうか。仕事もプライベートも、無理なく両立できる環境が整うことで、多様な生き方が応援され、社会全体がより豊かになるはずです。
もし今、出会いを求めている方がいらっしゃれば、まずは自分の価値観や、どんな人生を送りたいかをじっくり考えてみることから始めてみてはいかがでしょうか。きっと、あなたにぴったりのパートナーや生き方が見つかるはずですよ。
今回の調査に関する詳細はこちらからご覧いただけます。
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!KENSAKUでした。




