境界線の再定義「分ける?分けない?」
今回のサミットのテーマは、「境界線の再定義『分ける?分けない?』」です。診断、教育、就労、そして居住といった、精神障害・発達障害・知的障害に関わる支援の現場では、常に「分ける(専門特化)」か「分けない(統合)」かという問いが繰り返されてきたといいます。
専門性を高めるための区別が、時に「隔離」や「壁」になっていないか。多様性を認めるための統合が、時に「無策」や「混乱」を生んでいないか。この根源的な問いに、タブーなしで向き合うという姿勢に、私は深く共感しました。皆さんは、この「分ける?分けない?」という問いに、どのような思いを抱かれるでしょうか。きっと、私たち一人ひとりの経験や立場によって、様々な考えがあることでしょう。
オンライン配信は無料で参加でき、対面フィナーレイベントは1,000円(予定)で参加できるそうです。詳細や最新情報は、特設サイトで順次公開されていますので、ぜひご覧になってみてくださいね。
ニューロダイバーシティサミット JAPAN 2026 特設サイト
注目プログラムのご紹介
Day 1:初日プログラム(9月11日(金)13:00~22:00)
初日は、基調講演の後、職場・住まい・医療の3つの視点から「分ける?分けない?」を議論する討論会が予定されています。それぞれの分野で、どのような「境界線」が存在し、それをどう見つめ直していくのか、私も大変興味があります。
Day1の視聴方法や詳細はこちらからご確認いただけます。
Day1の詳細
13:00 基調講演「結局、人類みな発達障害?」

信州大学医学部 子どものこころの発達医学教室 教授である本田秀夫先生が登壇されます。診断をつけることのメリットとデメリット、そしてプロでも見分けがつきづらい特性をどこまで分ける意味があるのかについて解説されるとのこと。発達障害という言葉が広く知られるようになった今だからこそ、この問いは多くの方にとって考えるきっかけになるのではないでしょうか。
14:30 ❶職場を分ける?分けない?――『働く場』は、人を活かす場になっているか?
障害者雇用や特例子会社の課題について議論されます。働く場において、個々の特性を活かすためにはどのような工夫が必要なのか、皆さんも一緒に考えてみませんか?

新名咲氏(株式会社SmartHR)

中尾文香氏(NPO法人ディーセントワーク・ラボ)

高橋亮太氏(VALT JAPAN株式会社 DIC事業部)
17:00 ❷離れる安心、いっしょの葛藤。――わが子と、家族と、私の「ちょうどいい距離」を見つけるトークセッション
グループホームや施設入所、暮らしのデザインについて議論されます。家族との「ちょうどいい距離」を見つけることは、きっと多くの方が悩むテーマではないでしょうか。それぞれの立場から、どのような意見が出るのか、注目したいですね。

浮貝明典氏(特定非営利活動法人 PDDサポートセンター グリーンフォーレスト)

沖倉智美先生(大正大学 人間学部社会福祉学科 教授)

石井啓氏(社会福祉法人 嬉泉 理事長)
19:30 ❸医師トーク!診断するしない? 診断名を分ける・分けない?
医療の現場から明かされる、診断と見立てのリアルが語り合われます。診断のあり方は、その後の人生に大きな影響を与えることもありますから、非常に重要な議論になることでしょう。

柏淳先生(ハートクリニック横浜 院長)

高野知樹先生(医療法人社団 弘冨会 神田東クリニック院長 MPSセンター長)

原田剛志先生(パークサイドこころの発達クリニック 院長・理事長)
発達の主張オールナイト!~真夜中の、凸凹な恋愛模様~(9月11日(金)22:00~翌8:00)

ニューロダイバーシティサミットの定番番組「発達の主張」。今回のテーマは「恋愛」だそうです。有名当事者の方々とともに送るライブでの恋愛お悩み相談や、新たに収録された動画など、夜通し10時間のライブ企画が発信されます。
恋愛って、本当に奥深く、私たち一人ひとりの個性や特性が色濃く表れるものですよね。きっと、皆さんの心にも響くエピソードや、背中を押されるようなアドバイスがあるかもしれません。
オールナイトの視聴方法や詳細はこちらからご確認いただけます。
オールナイトの詳細
パーソナリティは、ゆーさん(大人の発達障害が専門のフリーペーパー・Webメディア『凸凹といろ。』編集長)とNINOさん(YouTuber/一般社団法人発達障害ワークライフデザイン協会 代表理事)です。

ゆーさん

NINOさん
Day 2:2日目プログラム(9月12日(土)8:00~13:00)

2日目は、ピアサポーターの是非と、学びの場についての議論が展開されます。支援する側、される側という垣根を越え、共に支え合う社会のあり方を考える上で、非常に大切なテーマだと感じます。
Day2の視聴方法や詳細はこちらからご確認いただけます。
Day2の詳細
8:00 ❹「助ける側」の私は、誰に頼ればいい?――ピアサポーターのリアルな葛藤と、これからのカタチ
ピアサポーターは、同じ経験を持つ者として、大きな力になる存在です。しかし、その「助ける側」の葛藤や、持続可能なサポート体制をどう築いていくかという問いは、社会全体で考えるべき課題ではないでしょうか。

岩崎香先生(早稲田大学 教授 /社会福祉法人豊芯会 理事長)

田村大幸氏(就労移行支援事業所こねくと 代表)

大宜見一貴氏(株式会社Kaien ティーンズ日暮里 児童発達管理責任者/発達障害当事者)

奥田雅史先生(堺市立大浜中学校 教諭 / 発達障害当事者)
10:30 ❺学校を分ける?分けない?――「共に学ぶ」の理想と、学校現場のリアル
支援級や支援学校の是非について議論されます。「共に学ぶ」という理想と、現実の学校現場で直面する課題。このバランスをどう取っていくのかは、子どもたちの未来を考える上で、非常に重要な視点だと思います。

近藤武夫先生(東京大学先端科学技術研究センター 教授)

大内紀彦先生(特別支援学校教員/東京大学非常勤講師)

宮崎舞氏(一般社団法人カラフルバード 代表)
フィナーレ:1年に一度の『Kaien同窓会!』(9月12日(土)13:00~15:00:対面イベント)
24時間のオンライン配信の後は、東京と大阪で対面での交流イベントが開催されます。かつての仲間やスタッフとの交流、新しいつながりを見つける「Kaien流 街コン!お見合いマッチング」など、楽しそうな企画が目白押しですね。オンラインで深く学んだ後、実際に顔を合わせて語り合う時間は、きっとかけがえのないものになることでしょう。
フィナーレの詳細、お申込みはこちらからご確認いただけます。
フィナーレの詳細・お申込み
株式会社Kaienについて

株式会社Kaienは、2009年の創業以来、「ニューロダイバーシティ社会の実現」をミッションに掲げ、精神や発達の障害のある方の強みを活かす就労移行支援、自立訓練(生活訓練)、リワーク、放課後等デイサービスや法人向けコンサルティング、人材マッチングなどの事業を全国で展開している企業です。
このような活動を通じて、多様な人々がそれぞれの能力を発揮できる社会を目指しているのですね。私も、多様な個性が尊重され、誰もが自分らしく生きられる社会の実現を心から願っています。
いかがでしたでしょうか。今回の「ニューロダイバーシティサミット JAPAN 2026」は、私たち一人ひとりが、自分自身や周りの人々、そして社会のあり方について深く考える、貴重な機会になることと思います。オンラインで気軽に参加できる機会もありますので、少しでも興味を持たれた方は、ぜひ参加を検討されてみてはいかがでしょうか。KENSAKUでした。




