クリープハイプのステージ:心揺さぶる言葉と音の共演
開演前、ステージに登場したコレサワさんは、「こんなに大きなホールでできるのが本当にうれしいです」と喜びを語られました。敬愛するバンドとの共演を前に、少し緊張した面持ちも見せつつ、「本日のデート相手は、クリープハイプです」と紹介されると、会場は大きな拍手に包まれました。

場内が暗転し、スポットライトの下で尾崎世界観さんが「ナイトオンザプラネット」をアカペラで歌い始めると、一瞬にして観客は引き込まれていきました。小川幸慈さんのファンキーなギターが重なり、艶やかな空間が作り上げられていく様子は、まさに圧巻でした。
尾崎さんはMCで、「コレちゃんとデートするなら、どこに行きたいかというより、まず“何を食わせてやろうか”」と独特の表現で語り、「生レバが食える店を知っている」と述べ「生レバ」へ。長谷川カオナシさんの硬質なベースサウンドと小泉 拓さんの重厚なドラムが響き、うねりのあるアンサンブルで客席の熱気を高めていきました。続く「キケンナアソビ」では、コレサワさんのファンなら思わず反応してしまうようなフレーズが飛び出し、さらに「今日は大事なデートだから徹底的に遊んであげる」という歌い替えでフロアを沸かせたのは、粋な計らいだと感じましたね。ああいう遊び心って、ライブをより一層特別なものにしてくれますよね。

長谷川さんがメインボーカルを務める「月の逆襲」の演奏後、尾崎さんは「これまで数えきれないくらい、デートをした。何回も何回も。はじめは新鮮な気持ちで、少しずつ慣れていって、いつからか飽きてきた」と、小説のようなモノローグを語り始めました。慣れきった関係の中で恋人との繋がりを信じようとする――そんな情景が目に浮かぶような語りは、観客の想像力を掻き立てます。そして「こんなに近いのに、あんなに遠い、この背中」を合図に「タヌキネイリ」へ突入。静かな語りから一転、躍動感あふれるサウンドで熱量を一気に引き上げました。
その後のMCでは、2019年の共演時のエピソードを振り返り、尾崎さんが「あれが、世界で初めて認定されたパワハラだよね(笑)」と自虐を交えながら語る場面も。コレサワさんは「全然迷惑じゃなかったです。逆に恋バナばかりしちゃって、申し訳なかったなと思って(笑)。うれしかったです」と笑顔で返され、両者の長年の親交が垣間見えました。お二人のやり取りを見ていると、本当に仲が良いのが伝わってきて、こちらも温かい気持ちになりました。皆さんも、ふとした瞬間に昔の友人との思い出が蘇ることってありませんか?

そして、「愛の標識」をコラボ。コレサワさんが犬のぬいぐるみを抱えながら歌い、笑顔でステージを駆け回る姿は、本当に楽しそうで、会場は再びヒートアップ。ふたりのデュエットは、一体感を高めていきました。
コレサワさんがステージからはけた後、尾崎さんは「歌っているときに、あんなに周りをチョロチョロされたのは人生初でした」と笑みを浮かべました。彼女の活動を見守り続けてきた尾崎さんの「元々人気はあったけど、ブレイクしてよかったね。コレサワはみんなに届いてよかったなって思います」という言葉には、コレサワさんの活躍を心から喜ぶ気持ちが滲み出ていました。ああいう言葉って、本当に嬉しいですよね。誰かに自分の頑張りを認めてもらえる瞬間って、何よりも力になるんじゃないでしょうか。
自身との共通点については「土台の部分では近いところがあるなと思ってて。出してるものは違うかもしれないけど、原材料は同じというか」と語り、「今日も、どうせだったらコレサワができないことをやりたいなと思ってライブをしていました。最後にもう1曲、そういう曲を死ぬ気でやって帰ります」と述べ、「欠伸」を披露。感情を吐き出すような歌と武骨なロックンロールサウンドで、フロアを圧倒しました。
コレサワのステージ:念願の共演、そして未来へのメッセージ
転換中には、ラジオ企画『きみとデートRadio』を放送。クリープハイプへの事前アンケートをもとに、コレサワさんがトークを繰り広げました。オファーを受けた際の心境について、尾崎さんが「“ついに来たか! やってやるよ!”と思いました」と回答されたことに対し、コレサワさんは「急に緊張してきちゃった(笑)。でも、そう思ってくれたのがうれしい」と喜ぶ場面も。こうした裏話を聞くと、ライブがより一層深く楽しめますね。

場内にSEが鳴り響くと、ピンク色のペンライトがフロアに灯り、コレサワさんがデート服を思わせるシックなフリンジワンピース姿で登場。普段のガーリーなイメージとは異なる大人びた装いながら、きらめくティアラやネックレス、銀色のシューズが華やかさを添え、可憐さも感じられました。新しい自分を見せるコレサワさんの姿に、何か新しいことに挑戦しようとしている皆さんも、きっと勇気をもらえたのではないでしょうか。
「どうも、コレサワです! 楽しんでいきましょう」と挨拶すると、2026年5月に配信リリースされた最新曲「ずっと1番にしてね」や、この日にぴったりの「スーパーでデート」の温かなサウンドで会場を包み込みました。恒例の“誰とライブに来たかアンケート”では、コレサワさん自身が誰よりも高く手を上げていたのが印象的でしたね。ご自身のライブを心から楽しんでいる姿って、本当に素敵だと思います。

「デートの前の夜に」のコール&レスポンスでは、コレサワさんのファンクラブ『コレパーク』と、クリープハイプさんのファンクラブ『太客倶楽部』の両方に加入している観客が数多くいると判明し、フロアの熱量の高さを感じさせました。そして、オーディエンスを唸らせたのが「右耳のピアス」。歌詞のモチーフからクリープハイプさんの「左耳」を想起させるこの楽曲では、曲中で「左耳」のイントロリフが奏でられ、ツーマンライブならではの演出に大きな歓声が上がりました。こういうサプライズって、ファンにはたまらないですよね!
コレサワさんと尾崎さんの初対面は2015年の「尾崎世界観の日」だったとのこと。コレサワさんは、当時「Zeppツアーができるぐらいのアーティストになったら誘おう」と決めていたそうで、去年のZeppツアーと日本武道館が決まったときに、念願のオファーをされたと明かしました。「少し時間がかかってしまったんですけど、クリープハイプ、出演してくれてありがとうございました!」と感謝を伝えると、客席からは温かい拍手が送られました。目標に向かって努力し、それを実現させる姿は、多くの人に感動を与えますよね。皆さんも、もし何か目標があるなら、ぜひ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

さらに、「出会ったときから、尾崎さんが好きって言ってくれた曲があって。好きな人に好きって言ってもらった部分って、ずっと覚えちゃう。この曲を大事にしたいです」と語り、インディーズ時代の楽曲「笑えよ乙女」を披露。静寂に包まれるなか、アコースティックギターを爪弾きながら紡がれるコレサワさんの言葉と歌声は、観客の心に深く響き渡りました。曲の後半ではバンドサウンドも重なり、歌声はさらに力強さを増し、雄大かつ感動的なムードを作り上げていました。
疾走感あふれる「ライブ終わりに」から、ライブは終盤へ。8月に5thミニアルバム『PINK BEARS』を配信リリースすることを発表し、転換中に流れていたBGMが収録曲のインストバージョンだったことも明かされました。

振り付けで一体感を高めた「浮気したらあかんで」を経て、来場者への感謝の気持ちを伝えるコレサワさん。「みなさん、人生楽しんでますか? ここに来てる時点で、だいぶ人生楽しんでるよな! でも、この会場を出たあとも人生楽しめますかー!? みんなの人生が死ぬまでハッピーでありますように!」と述べ、「♡人生♡」で締めくくりました。彼女のメッセージは、きっと多くの人の心に届いたことでしょう。
念願叶って実現した憧れのクリープハイプさんとの共演。普段のワンマンライブとは異なる空気のなか、コレサワさんは持ち前のエネルギッシュなパフォーマンスで双方のファンを魅了しました。両者の深い敬意が感じられた“デート”は、大団円で幕を閉じました。音楽を通して繋がる縁、そしてそれが新たな感動を生み出す瞬間を目の当たりにできたのは、本当に素晴らしい体験でしたね。皆さんの日々の生活にも、そんな「出会い」や「感動」が溢れていますように。
セットリスト
クリープハイプ
- ナイトオンザプラネット
- 生レバ
- キケンナアソビ
- 月の逆襲
- タヌキネイリ
- ラブホテル
- 身も蓋もない水槽
- 愛の標識 with コレサワ
- 欠伸
コレサワ
- ずっと1番にしてね
- スーパーでデート
- 元彼女のみなさまへ
- デートの前の夜に(ショートVer.)
- SSW
- 右耳のピアス
- 笑えよ乙女
- ライブ終わりに
- 浮気したらあかんで
- ♡人生♡
コレサワ セットリストのプレイリストはこちらからお楽しみいただけます。
https://lnk.to/kimitodate3
RELEASE

◆5th Mini Album『PINK BEARS』
2026年8月19日(水) 配信リリース
※全8曲収録(収録曲の詳細は後日解禁)
PROFILE
■コレサワ

大阪府出身、わがままヴォイスが魅力のシンガーソングライター。メディアには顔を出さず、素顔が見れるのはLIVEのみ。「れ子ちゃん」と言われるクマのキャラクターがビジュアルを担当しています。
2017年8月9日に1stアルバム『コレカラー』でデビューし、その後も精力的に作品を発表されています。
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【オフィシャルファンクラブ情報】
コレサワオフィシャルファンクラブ「コレパーク」
https://korepark.com/
関連リンク:https://columbia.jp/artist-info/koresawa/
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。KENSAKUでした!




