メディアが映し出す「理想」と私たちの意識
今回の調査では、「メディアに映る人物の外見が気になることがある」と回答した人が、なんと91%(365名)にものぼったそうです。ドラマや映画、SNSに登場するモデルやインフルエンサーなど、整った外見に触れる機会が日常にあふれている現代において、外見への意識は年齢を問わず高まっていることがうかがえます。

さらに、「テレビ・広告・SNSなどのメディアで他人の外見を見て、自分と比較することはどれくらいありますか?」という質問に対しては、約半数にあたる197名が「他人の外見と自分を比較してしまう」と回答しました。約半数の方が自分と比較してしまうという結果は、KENSAKUも驚きました。無意識のうちに、私たちはメディアの影響を受けているのかもしれませんね。

SNSが加速させる外見評価の現実
「ルッキズムが存在する場面」について尋ねた質問では、SNS・インターネットでの外見評価が最も多く挙げられました。SNSでの「いいね」の数が評価軸になる時代、皆さんもSNSでの見え方を意識した経験はありませんか?KENSAKUも、投稿する写真を選ぶときに、つい考えてしまうことがありますよ。

写真や動画の加工が前提となった今のSNS文化では、現実とは異なる「理想的な外見」が日常的に流通しています。アンケートの自由記述でも、「加工文化が外見ハードルを上げている」「現実とSNSとのギャップで苦しくなる」といった声が多く寄せられたそうです。
行動にまで影響する外見への意識
実際に、「メディアのモデル体型を見ると、外出時の服選びに自信が持てなくなる」「ダイエットや美容にお金を使いすぎてしまう」といった意見も挙がっています。メディアで見る人物が、自分自身の行動に全く影響していないと回答した人は、400名中たった64名のみでした。多くの人が、何らかの影響を受けていると感じているようです。

外見評価は単なる“見た目の問題”に留まらず、自己肯定感や行動選択、人間関係といった深い領域にまで影響を与える可能性があるのですね。外見が自信や行動にまで影響を及ぼすというのは、とてもデリケートな問題だとKENSAKUは感じます。皆さんは、メディアの理想像にプレッシャーを感じたことはありますか?
多様性を受け入れる社会へ
ルッキズムの考えを減らすために必要なこととしては、「外見偏重批判」「多様性の推進」「SNS・メディア内容の改善」といった意見が多数寄せられました。そして、以下の5つの視点が導き出されています。
- 単一の美の基準を押しつけないこと
- 加工や非現実的な演出に頼りすぎないこと
- 多様な体型・年齢・背景をもつ人物を積極的に可視化すること
- 外見を評価軸にした表現を減らすこと
- 外見以外の価値(能力・人柄・生き方)を丁寧に評価すること

これらはすべて、「多様な美しさを尊重する社会」をつくるための大切な土台になりますね。多様な美しさを尊重する社会。これは、きっと私たち一人ひとりが生きやすくなるための大切な一歩だと、KENSAKUは思います。
外見に左右されない世界は、メディアの変化から始まり、やがて私たち一人ひとりの生きやすさにつながっていくことでしょう。外見に囚われすぎず、内面の魅力や多様な価値観を大切にすることで、より自分らしく輝き、素敵な出会いにも繋がるかもしれませんね。
今回のアンケート結果に関する詳細はこちらでご覧いただけます。
それではまた!KENSAKUでした。




