婚活経験者の82.9%が幸せを実感
まず、現在の結婚生活に「とても幸せを感じている」「やや幸せを感じている」と回答した人の合計(幸福実感率)は、全体の82.9%にものぼりました。内訳は「とても幸せ」が40.4%、「やや幸せ」が42.5%です。

8割以上の方が幸せを感じているなんて、素晴らしいことですよね!婚活を経て結ばれた皆さんの多くが、充実した日々を送っていることがうかがえます。しかし、残りの17.2%の方は「あまり幸せを感じていない」「まったく幸せを感じていない」と感じているようです。
幸福度は年収や年齢では分かれなかった?
この調査で特に注目すべきは、結婚生活の幸福実感率が、性別・年代・職業・世帯年収・子供の有無といった「属性」では体系的に分かれていなかった、という点です。

意外ではありませんか?私自身も、年収や年齢が幸福度に直結すると思いがちでしたから、この結果にはハッとさせられました。もちろん、これらの要素も生活の質に影響を与えることはあるでしょう。しかし、それだけでは「幸せ」の本質は測れないのかもしれませんね。
幸せを分けたのは「結婚前の自己理解」
では、何が幸せを分けたのでしょうか?調査によると、結婚前の自己理解を測る「パーソナル婚活スコア」が高い人ほど、幸福実感率が高いことが判明しました。

パーソナル婚活スコアが高群(19-24点)の人は90.6%が幸せを実感しているのに対し、低群(6-11点)の人は57.4%にとどまり、その差はなんと33.2ポイントもありました。これこそが、皆さんが本当に知りたい情報かもしれませんね。結婚前の「自己理解」が、こんなにも結婚生活の幸福度を左右するとは、驚きです。
特に大切な「パートナーと築きたい関係」の明確化
自己理解の6項目を個別に見てみると、どの項目でも「できていた」群の幸福実感率が上回っていました。その中でも最も差が大きかったのは、「パートナーとどんな関係を築きたいかイメージできていた」という項目で、その差は18.7ポイントです。

「婚活でつまずく原因・課題を把握していた」の差が+5.6ptと最小だったことを考えると、自分の弱点を分析するよりも、自分が「大切にしたいこと」や「理想の関係性」を言葉にしてイメージできる力の方が、幸せな結婚生活と強く関わっている可能性がうかがえます。弱点の分析よりも、ポジティブなイメージを持つことの方が大切だなんて、なんだか心温まる結果ですよね。
結婚の決め手についても、「価値観が近いと感じた」人の幸福実感率が91.0%と最も高く、「意見が違っても話し合えると感じた」人も90.2%と高水準でした。一方で、「困ったときに支え合えると感じた」人で「まったく幸せを感じていない」割合が12.7%と最も高かったことも興味深い点です。支え合いはもちろん大切ですが、それ以上に日々の価値観の共有や対話が、長期的な幸せには欠かせないのかもしれませんね。
幸せな未来のために、まずは自分と向き合ってみませんか?
この調査結果から、婚活を経て幸せな結婚生活を送るためには、結婚前に自分の価値観や結婚像、そしてパートナーと築きたい関係性を明確に言葉にできる「自己理解」が非常に重要であることが分かります。
自分の価値観や望む関係性を言葉にすることは、誰にでもできることだと、この調査は教えてくれます。もし今、婚活で悩んでいる方がいらっしゃったら、まずはご自身とじっくり向き合ってみることから始めてみてはいかがでしょうか。そうすることで、きっと自分にとって本当に大切なものが見えてきて、幸せな未来へと繋がるのではないでしょうか。
より詳しい調査結果は、ナコード総研noteレポート(Vol.2 第1部)で公開されていますので、ぜひご覧になってみてください。
今回のコラムが、皆さんの幸せな未来を考えるきっかけになれば嬉しいです。また次回のコラムでお会いしましょう!
KENSAKU




