夫婦の約5人に2人が「配偶者の預貯金額をほとんど知らない」という現実
Song合同会社が全国の20〜40代の既婚者・離婚経験者300人を対象に行った「夫婦間における資産把握」に関する調査結果は、私KENSAKUも正直ドキッとしました。
調査によると、配偶者の預貯金額を「正確に把握している」と答えた人は、なんと21.7%にとどまっています。「ほとんど知らない」「全く知らない」を合わせると41.0%にも上るというのです。つまり、約5人に2人の夫婦が、相手の預貯金額を十分に把握していないのですね。

さらに驚くのは、夫婦双方がお互いの全金融資産を把握していると回答した人は、わずか16.3%。6組に5組程度の夫婦には、どちらか一方、あるいは双方に「相手が把握していない金融資産」が存在する可能性があるという結果でした。皆さんの周りでは、いかがでしょうか?
最近では、ネット銀行、ネット証券、NISA、暗号資産、電子マネー、ポイントなど、紙の通帳だけでは見えにくい資産が日常生活に深く入り込んでいます。このようなデジタル化された資産は、特に把握が難しい傾向にあるようです。
「離婚」を意識して初めて気づく、見えない資産の実態
今回の調査では、「離婚」の二文字が頭に浮かんだことで初めて配偶者の資産状況を確認した人の実態も明らかになりました。
「離婚を具体的に考えた経験がある」と回答した人のうち、61.2%が「離婚を意識してから配偶者の資産が気になった」と答えています。そして、約2人に1人にあたる46.6%が、離婚を意識した後に初めて相手の資産について具体的に確認しているそうです。

さらに、確認した結果、「そんな資産があるとは知らなかった」という経験をした人も少なくありません。離婚を意識した後に配偶者の資産を確認した人のうち、32.8%、およそ3人に1人が「それまで知らなかった口座・資産があった」と回答しているのです。
後から存在を知った資産の種類としては、預貯金・別の銀行口座が最も多く48.6%。次いで株式・投資信託が34.3%、NISA口座が28.6%と続いています。銀行預金だけ見ていても、家計全体を把握できないケースがあることが分かりますね。まさか、そんなことにならないと気づかないなんて…、とても大変なことだと感じます。
なぜ、見えない資産が生まれるのか?
では、なぜこのような「見えない資産」が生まれてしまうのでしょうか?
自分の全資産額を配偶者に伝えていないと回答した人にその理由を尋ねたところ、最も多かったのが「聞かれないから」の52.2%でした。これは「意図的に隠している」というより、夫婦間で全資産を確認する機会そのものがないケースが多いことを示唆しています。
また、共働き世帯では「相手の預貯金をほとんど/全く知らない」とした人が45.8%と、片働き世帯の32.6%よりも高い傾向にありました。共働きでは「生活費だけを共通口座に入れ、残りは各自で管理する」といった家計管理がしやすく、結果として夫婦それぞれの資産が見えにくくなる可能性も考えられます。
「全財産を見せる必要はない、でも緊急時には共有したい」という夫婦のホンネ
夫婦で資産情報を共有することについては、48.7%が「多少の抵抗がある」「強い抵抗がある」と回答しています。約2人に1人が何らかの抵抗を感じているのですね。また、「夫婦でも全財産を共有する必要はない」と考える人も48.3%いました。

しかし、興味深いことに「離婚とは関係なく、病気・事故など緊急時のために一定の資産情報は共有すべき」と考える人は、なんと76.0%に上ります。全財産を常に公開する必要はないと感じながらも、万が一の事態に備えた情報共有の必要性は、多くの人が感じているようです。
では、最低限どこまで共有したいと考えているのでしょうか。最も多かったのは「銀行口座の金融機関名・概算残高」で71.7%。次いで「生命保険・医療保険等の契約情報」が64.0%、「住宅ローン・借入金等の負債」が62.3%でした。証券会社名や投資商品の概算額も、半数以上が共有したいと考えています。
これは、「ログインIDやパスワードまで共有する」のではなく、「どの金融機関に、どのような資産があるか」を共有するという考え方が、現実的な選択肢になっていることを示しているのではないでしょうか。私KENSAKUも、これはとても大切なことだと感じます。
出会いを探している皆さんへ。将来の「見える化」を考えてみませんか?
今回の調査結果から見えてくるのは、「通帳を見れば家族のお金が分かる時代」は終わりを告げ、今は「どこに何があるか」を意識的に共有しなければ分からない時代になっている、ということです。
出会いを探している皆さんにとって、結婚を考える上で「お金」の話は避けて通れないテーマです。もちろん、出会ってすぐに深いお金の話をする必要はありません。しかし、関係性が深まっていく中で、将来のパートナーとどのような「お金の見える化」をしていくのか、話し合ってみる機会を設けることは、きっとお二人の信頼関係をより強固なものにしてくれるはずです。
「夫婦のお金の見える化」は、互いを監視するためではなく、病気や事故、相続といった緊急時を含め、お互いを支え合い、安心して生活を送るための大切なステップになるのではないでしょうか。ぜひ、Song合同会社のウェブサイトも参考にしながら、将来のパートナーシップについて考えてみてくださいね。
それでは、また次回!KENSAKUでした。



