避妊に関する不安は身近な問題?
今回の調査で、まずKENSAKUが注目したのは、「避妊に失敗したかもしれない」と感じた経験についてです。

なんと、回答者の66.3%、つまり約3人に2人が「ある」と回答しています。これは、決して他人事ではない、身近な問題だと感じさせられますね。皆さんの中にも、もしかしたら同じような経験をされた方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、その際に緊急避妊薬を実際に入手できた人は、全体の21.5%にとどまるという結果も出ています。

入手できなかった理由としては、「相談できる人がいなかった」が最多の45.5%を占めました。その他にも、「費用が高い」や「親・パートナーに知られたくない」といった理由が挙げられています。

情報不足や、心理的なハードルの高さが、緊急避妊薬へのアクセスを妨げている現状がうかがえます。もしもの時に、誰かに相談できる環境や、正しい情報にたどり着ける手段があることが、いかに重要か、改めて考えさせられますね。
薬局での購入に高い期待、でもプライバシーは?
今年から緊急避妊薬が薬局で直接購入できるようになったことに対し、回答者の85.2%が肯定的な意見を示しています。「入手しやすくなり望ましい」(51.9%)と「条件付きなら望ましい」(33.3%)を合わせると、多くの方がこの変化を前向きに捉えていることが分かります。

これは、緊急時に迅速に対応できる選択肢が増えることへの期待の表れだと感じます。しかし、薬局での購入時に薬剤師の目の前で服用するという規則については、意見が分かれるところです。

「今のままでいいと思う」が60.6%と最多でしたが、自由回答ではプライバシーへの配慮を求める声が多く寄せられました。例えば、「個別の部屋で服用したい」「パーテーションで区切られた場所があれば安心」といった意見です。
薬局で気軽に購入できるようになるのは、本当に良いことだと思います。でも、人前で服用することへの抵抗感は、男性の私から見ても、とてもよく理解できます。皆さんはどう感じますか?安心して利用できる環境を整えることは、今後の大きな課題と言えるでしょう。
自身の利用意向についても、「利用したいと思う」が38.4%、「状況による」が45.5%と、合計83.8%の人が薬局での購入を選択肢として考えていることが示されました。

知っておきたい避妊の知識
もう一つ、KENSAKUが特に重要だと感じたのは、ピル服用中の定期健康確認の認知度についてです。

日本産科婦人科学会などが推奨しているにもかかわらず、「知らなかった」と回答した人が66.0%にも上りました。オンライン診療の普及が進む中で、対面での受診の重要性を含め、正しい医療知識が十分に普及していない現状が明らかになりました。
ピルを服用している際の定期的な健康確認について、これほど多くの方が「知らなかった」というのは、非常に重要なポイントだと感じました。安全に利用するためには、正しい知識が不可欠ですよね。予期せぬ妊娠を防ぐためだけでなく、自身の体の健康を守るためにも、正確な情報を得て、適切な医療機関と連携していくことが大切です。不安なことや疑問に思うことがあれば、専門家へ相談する勇気も必要だと改めて感じます。
まとめ:安心できる未来のために
今回の調査から、緊急避妊薬へのアクセス改善が求められている一方で、情報不足やプライバシーへの配慮、そして正しい医療知識の普及が急務であることが浮き彫りになりました。
緊急避妊薬のOTC化は、望まない妊娠を防ぐための大切な一歩です。しかし、それだけでは十分ではありません。プライバシーに配慮した購入環境の整備、正しい避妊知識の普及、そして誰もが気軽に相談できる社会環境の構築が、これからますます求められていくでしょう。私たち一人ひとりが、自身の体と向き合い、正しい知識を持って行動できるような社会になることを、KENSAKUは心から願っています。
調査概要
-
調査対象: 全国297名の女性
-
実施期間: 2026年3月
-
調査方法: インターネット調査
-
回答者年齢分布: 10代 0.3%、20代 17.5%、30代 37.0%、40代 28.6%、50代 13.1%、60代以上 3.4%
出典元
本記事は、ショコラウィメンズクリニックが実施した「緊急避妊薬(アフターピル)と避妊に関する意識調査」に基づいています。引用・転載される場合は、必ず出典元として「ショコラウィメンズクリニック」の明記と、以下のリンクをお願いいたします。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!KENSAKUでした。






