Z世代の78.4%がSNSでMBTI投稿に接触!
Z世代の実態や価値観を分析するシンクタンク「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」が発表した最新調査研究レポートによると、Z世代の78.4%がSNS上でMBTI関連の投稿に触れているそうです。驚くべきことに、そのうち60.2%は自ら検索することなく、フィードに流れてきた時に見ているという結果でした。
皆さんも、気づけばMBTIの投稿を目にしているのではないでしょうか?私もSNSを眺めていると、ついつい「これってどういうことだろう?」と見てしまうことがありますね。

この結果から、MBTIは一部の関心層だけが探す情報ではなく、日常のSNS空間に自然に溶け込んでいるコンテンツになっていることが分かります。
人気は「あるある動画」と「相性診断」
では、具体的にどんなコンテンツがよく見られているのでしょうか?調査によると、「あるある動画」が68.3%で最も多く、次いで「相性診断」が43.4%、「恋愛・人間関係分析」が36.3%と続いています。

一方で、診断の仕組みを詳しく説明する「診断の解説」は17.5%にとどまっています。このことから、Z世代の皆さんは、MBTIを知識として深掘りするよりも、「あるある!」と共感したり、自分や友人との関係に当てはめて楽しんだりすることに価値を見出しているようですね。知識より共感を求める気持ち、とてもよく分かります。
MBTIは「シェア可能な性格」へ
Z-SOZOKENは、MBTIが性格を説明する情報にとどまらず、自分や友人を重ね、送り合い、会話を生み出す「シェア可能な性格」になっていると分析しています。

この「あるある」が広がるプロセスは5つのステップで説明されています。
- 自分を見つける:「これ私だ」と投稿の中に自分を見つける。
- 友人を思い出す:「あの人っぽい」と友人を思い出す。
- 送る・タグ付け:1対1で友人に共有する。
- コメントする:共感やツッコミのコメントが生まれる。
- 次の投稿へ:別の日常場面でも再利用される。
自分ごと化と他者ごと化が同時に起きることで、共有のサイクルが生まれるんですね。MBTIが、自分と友人を同時に主役にするコンテンツになっているというのは、まさに現代のコミュニケーションの形を表しているように感じます。
シェアされる投稿の秘訣
では、どんな投稿が「シェア」されやすいのでしょうか?レポートでは、以下の4つの条件が挙げられています。
- 日常の場面:学校や恋愛、アルバイトなど、誰もが経験したことのある場面。
- 少しの誇張:表情やセリフを少し誇張し、共感やツッコミを生みやすくする。
- 余白を残す:「私は違う」とコメントできる曖昧さ。
- 短くテンポよく:1タイプ数秒で、次々に自分や友人を探せるテンポ。
診断の正しさよりも、人による違いを一緒に楽しめる設計がシェアを生み出すという視点、いかがでしょうか?これは、私たちが日頃から人との違いを認め、楽しみながらコミュニケーションを取る上でも、大切なヒントになるかもしれませんね。

SNS接触の熱量が商品関心度を左右する
興味深いのは、MBTI関連投稿へのSNS接触の熱量によって、商品への関心度が大きく異なるという点です。
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自分で検索してよく見る「アクティブ探索層」:商品関心82.4%
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流れてきたら見る「フィード享受層」:商品関心53.8%
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ほぼ見ない「低接触層」:商品関心22.2%
同じようにMBTIを知っていても、普段の接触熱量によって反応には大きな差があることが分かります。これは、私たちが何か新しいものに興味を持つときも同じかもしれませんね。深く知りたい、もっと楽しみたいという気持ちが、行動に繋がるというのは、とても自然なことではないでしょうか。

MBTIで人間関係を豊かに、そして新しい出会いのきっかけに
今回の調査レポートから、MBTIが単なる性格診断にとどまらず、SNSを通じて人々のコミュニケーションを活性化させる強力なツールになっていることが分かりました。
自分のMBTIタイプを知ることで、自己理解が深まり、どんな特性を持っているのか、どんな場面で力を発揮しやすいのか、といったヒントが得られるかもしれません。そして、友人のタイプを知ることで、「だからこの人はこういう行動をするのか!」と、他者理解にも繋がります。これは、お互いの違いを認め合い、尊重する上で、とても大切なことですよね。
もし、新しい出会いや人間関係を求めている方がいらっしゃいましたら、MBTIを話題にしてみるのも良いかもしれません。共通の話題として盛り上がったり、「このタイプの人とは相性が良いって言われているから、もっと話してみたいな」といった、コミュニケーションのきっかけになる可能性もきっとあるでしょう。
MBTIは、自分を説明する4文字から、自分と他者を同時に主役にするコンテンツへ変化しています。この変化を味方につけて、皆さんの人間関係がより豊かになることを願っています。
今回の調査研究レポートの完全版(全61ページ)は、下記より無料でダウンロードできますので、ご興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね。
Fiom合同会社が運営するZ-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)では、Z世代のリアルな価値観や行動を深く分析しています。Z世代の感性を活かしたマーケティングやブランディングにご興味のある方は、ぜひお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!
KENSAKUでした。




